03 13 2007

新天地とFootball Money League

Published by at 0:02:52 under Europe Football

先週は時間がなくて取り上げる事が出来なかったのですが、3月9日、祖母井さんがようやくフランス2部リーグ、グルノーブルフット38のGMに就任されたようです。

『GF38ゼネラル・マネージャーについて』 at グルノーブルフット38公式
『祖母井氏がグルノーブルGMに就任』 at スポニチ

それまでGF38でGMを務めていた田部氏は、今後はマーケティングを担当するようです。

ジェフをお辞めになると知ったときは、なんで・・・(絶句)と、ものすごくショックだったのですが、今となっては新しいことにチャレンジしたいという気持ちも理解できるようになりました。

グルノーブルは大黒や梅崎のことなどもあり、日本での評判はほんとによくないですが、是非はともかく、これだけクラブの知名度が日本で上がったという事は、マーケティング戦略に長けているように思います。
また時々、公式をチェックしているのですが、Webを使った情報のディスクロージャーなども非常に進んでいるようです。(あまりデザインがいいとは思わないけどw)

あらゆるクラブにはそれぞれ強みと弱みがあると思いますが、ジェフというクラブはマーケティング戦略や、ディスクロージャーを含めた情報戦略がとても弱いクラブです。(というかほとんどないに等しい)
おそらくこのような特色を持つクラブに長年務めてきた祖母井さんも、そういう方面に明るいとは思えない。
GF38という別な特徴をもったクラブに行くことで、自分の得意分野とは違う面を開拓するかもしれない。
そして、そのクラブで自分の強みも思い切り発揮できれば・・・。

そんなチャレンジなら悪くないかも。

祖母井さんの今後のご活躍を期待しています。(そしてヨーロッパで研鑽して、いつかジェフに戻ってきてね・・・)

さて、そんなこんなでクラブのあり方というものをいろいろ考えていたときに、グッドタイミングでとても興味深い資料を読みました。
もともとは先週のFootballistaのコラムで取り上げられていたものですが、デロイト社が毎年出している『Football Money League 2007』という報告書のことです。
(メアドなどを登録しないといけないですが、リンク先からダウンロードできます。PDFにして34ページくらいの英文資料です)

収益の面からフットボールクラブを比較分析し、世界トップ20のランク付けをしています。
デロイト社のスポーツ・ビジネス・グループが行っているこのような分析は今年で10年目になるそうです。

・・・うーん、こんな数字が公開されているとは知らなかった。とほほ、アンテナ弱いな。

非常に明快で興味深く、ちょいと自分の仕事とシンクロする部分もあり、ついつい読みふけってしまいました。
まあすでにあちこちで解説が書かれているので、今更なのですが、興味深いところだけちょっと自分用にまとめてみますね。

05/06のサブタイトルは『The reign in Spain』
その名の通り、05/06のクラブランキングは、1位 レアル・マドリー。2位 FCバルセロナ。

報告書の最初のパートでは、このような比較をする際の前提を述べています。
曰く、収入面からクラブを比較したものであること。経営モデルを使ったキャッシュフロー分析は、各クラブが公表している資料のみでは不可能であること。
Revenue(収入)とIncome(所得)という用語を使い分けしていて、Revenueには選手の移籍金による利益は含まれていないということ。
また、Revenueは3つのカテゴリーに分かれ、それぞれMatchday(入場料収入)、Broadcasting(放映権収入)、Commercial(商業収入)である、などこと細かに書かれています。

うーん、眠くなってきた。
明日はもうちょっと報告書の内容についても触れてみたいと思います。
われらがリバポはいったい何位なのか、そしてジェフはベスト20に入っているのか!?

4 responses so far

4 Responses to “新天地とFootball Money League”

  1. hatto8107on 13 3月 2007 at 0:36:01

    ダウンロードしましたが,上位の順位はどっかで見たことがあるような…(明日のエントリーを待てなかった…)

    で,詳細をまっ先に見たのは,今やミステリークラブと化している新城なのでした.

    う〜む.

  2. kamecaveon 13 3月 2007 at 0:40:50

    >hatto8107さん、
    ニューカッスルはこのリストの中ではなかなか異色ですよね。
    hattoさんが目撃したサポたちあってのチームって感じがします。

  3. astonon 15 3月 2007 at 7:11:10

    これ、割と有名な報告書ですが、最大の欠点は、ご指摘のとおり、turn overだけなので、「利益」が全く見えないことなんですよね。
    一昔前の総合商社の売上高ランキングみたいなもので、園遊会で天皇陛下に紹介される順番が売上高順だったので、某南青山の会社がムキになって売上高至上主義に走った(笑)時代を思い出します。⇒年とったなー

    ただ、売上高だけみても、各国の素性というか背景が透けて見えますね。
    イタリアは放映権料が激高で、スコットランドは激低なので、せるてぃっくとレンジャーズがPLに移りたいと言っている理由とか。

    りばぽはお察しの通り、マッチディのRevenueが割合として低すぎます。>スタジアム小さい

    ちぇるしーは油前、油以降で売り上げ激増してるのはCLの放映権料ですね。リーズもそうでしたが。まんうは過去5年、微妙に微減なのが興味深いです。

  4. kamecaveon 16 3月 2007 at 0:05:56

    >astonさん、
    そうですよね、売上だけの比較というのがちょっとね。
    おっしゃるとおり、イタリアのバランスの悪さはびっくりしました。入場者数もどんどん低下しているようですし、来年の順位はイタリアは軒並みドロップするかもしれないですね。

    リバポのマッチディ収入は頭打ちですね。今のままだと、CLに勝ち残るしか収入を増やす手だてはないのかな。
    チェルシーも高止まりだし、マンUも微減。
    それに比べてスペイン(特にFCB)の伸び方はすごい。
    なんだかんだでプレミアは、まだまだ潜在的なマーケット開発ができてないのかなー。

    面白い資料ではありますよね。

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