06 21 2008

オシム、ユーロを語る

Published by at 11:07:15 under JEF United

オーストリア紙のKleine Zeitungにオシムのインタビューが掲載されています。
ユーロ予選のレビューと決勝ラウンドのプレビューについて語ったものです。おそらく、クロアチア対トルコ戦より前に話されたものだと思いますが、今読むと、まるで結果を予見しているかのようですね。

『スターだけでは成功するのに十分ではない』
 
イヴィチャ・オシムはクロアチアのチーム責任者に警告を発し、オランダの創造性をほめたたえた。
 
Q : あなたはバルカン地方の出身なので、クロアチアチームをよくご存じですね。予選はどうでしたか?
A : チームは良いチャンスを得ています。
それが機能するのは、ただ、チームの野望が可能性よりも大きくなりすぎないときだけです。
 
Q : ということは、ビリッチとその仲間は多くを望みすぎていると?
A : いいですか、選手はリーダーの言うことを実行しなければいけない。スターだけでは成功するのに十分ではない。
多くのチームにいい選手がいます。クロアチアを率いる人(たち)には経験と対戦相手に対するリスペクトが欠けています。
 
Q : それはビリッチ監督が、という意味ですか?
A : 私は誰の名前も挙げていません。人はすべてを正確に観察しなければいけないのです。
 
Q : 予選でもっとも印象的だったのはオランダでした。あなたも優勝候補だと思いますか?
A : いえ、オランダについては私はそれほど多くを語ることはできません。
ただ、もしディシプリンと素早いプレーをする選手がチームに備わっていて、たくさん走る準備があるなら、そのチームはさらに先に進めるでしょう。
 
Q : イタリアとフランスもこのグループでしたが、オランダに対してノーチャンスでした。どうしてか説明をしていただけますか?
A : ええ、全く簡単です。オランダはピッチでよりアイデアを持っていたからです。彼らの創造性は他のチームとは違っていました。
 
Q : さて、サッカーはさらに続くわけですが、オーストリアにはしばらくとどまる予定ですか?
A : もう数週間、私のリハビリが終わるまでは。それから日本に戻ります。契約があるので。
 
Q : いつか監督としてベンチに戻るのでしょうか?
A : 医者がもし許可してくれるのなら、答えは『はい』です。ただひとつだけ、ベンチでは死にたくはないですね。

ようやくドイツ語が以前よりはわかるようになってきたのですが、オシムの言葉って単語は簡単なのに、確かに訳すのが難しいですね。それは誰かのことなのか、何を指しているのか、一般論なのか、そのあたりがいろいろ考えられるのでわかりにくいです。
そう思うと間瀬さんはよくこの人の言葉を通訳していたなあと、今更ながら感心します。

イヴィチャ、この先もユーロを楽しんでくださいね。

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